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ペットとあなたの元気を応援 獣医さんが綴る犬猫の健康ブログ

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レシピで悩まない 犬の手作りゴハンのコツ

手作りゴハンの画像

ズバリ、私があなたに犬の手作りゴハンをすすめる理由は、

動物は生き物を食べて生きている。
だから、新鮮で、生きる力にあふれた食材を
犬もにあげて欲しい!から。

 

犬に手作りごはんをあげたいという方は、
真面目な方が多いです。


「きちんとやろう」とすると、これはもう大変。
タンパクと脂肪と炭水化物。
ビタミン・ミネラル、ブツブツブツ。
本も何十冊と出ていますし。

 

ポイントだけおさえて気軽に始めてみませんか?
いろいろな食材を食べていれば、
生き物の体が勝手に調節してくれます。
これは欠かせないというポイントだけ、

「どんぶり勘定」のドンブリの部分だけおさえましょう。

 


犬の手作りゴハンの魔法の数字 1:1:1

国が違っていても、
犬の健康を考えて手作り食を突き詰めると、
この数字にたどり着く不思議。
食材の比率です。

炭水化物の割合 「1」
肉の割合    「1」
野菜の割合   「1」

ここがスタート地点です。


スタートと言ったのは、
犬の得意・不得意によって調節が必要だから。
筋肉が足りない犬 : タンパクを増やしましょう。
気を抜くとすぐ痩せる : 炭水化物を増やす、野菜を減らす。
などなど。
体重と肉の付き、運動量を見て調節します。

 

調理法は
まぜるだけでも良し。
煮こむもよし。
蒸すもまたよし。
犬の好みに応じて変えていきます。


中国医学をベースにしている先生は、
「炒める」調理も好きです。
私は仕事柄、老齢や病気の子が相手なので煮込む派。

 

肉も種類によって栄養バランスが違いますので、
気分で変えていきます。
鶏・牛・豚・羊・鹿・鴨・馬・・・。海外ではウサギも。
その他、鶏の卵にうずらの卵、チーズたまにお豆腐などなど。

 

炭水化物は、ジャガイモ・サツマイモ・カボチャ、
胚芽米や玄米、大麦、ソバ、全粒小麦etc。

 

野菜はネギ類以外の季節の野菜を。
おすすめは各種スプラウトにニンジン、キャベツ・ブロッコリー
あたりをベースに。


旬のものが一番栄養豊富です。
薬膳的にも旬の野菜を食べることで、
季節のトラブルを適宜調節してくれます。
気楽に。

 

犬の手作りごはんには油を忘れない!

人間の体は37兆個の細胞から出来ています。
その細胞ひとつひとつの「膜」の材料は「脂質」。
血管が元気でしなやかでいるために必要なのは善玉コレステロール。
脳が元気に働くエネルギー源の「ケトン体」の材料も良質な油。
何より、脳の60%は「脂質」です!

 

吸収されやすく、燃えやすい、
体を元気にする油は、
「積極的に」足してください。
不足すると「乾燥したバリバリ」の皮膚に。

 

熱を加えずジュースのようにしぼって作った、
ココナッツ油、オリーブ油、エゴマ油、亜麻仁油などを足しましょう。

d-monkey.hatenablog.com

 

5kgの犬で一日に小さじ1杯から。
激しく遊ぶ子は、体重に合わせて量を増やします。

 

 

犬の手作りごはん 獲物丸ごと・植物丸ごと

 

自然界で生きている動物は、

食べられるときに食べられる場所を全部食べます。


肉食動物なら、
肉だけではなく、内蔵、噛み砕ける骨、
出来る限り食べます。

草食動物は、
芽、葉、茎、種子、ときには掘り出して根を。

生き物を丸ごと食べる、

丸ごと与えるイメージを大切にしてください。

 

手作り食や、現代の人間の食事の問題点は、

美味しいところばかりを食べてしまうので偏ること。

白いツヤツヤのゴハンが美味しいから白米をたっぷり。
パスタがモチモチで美味しいから白い小麦をたっぷり。

米も小麦も栄養がある胚芽はどこへやら。

 

ジューッと焼いた肉は美味しいですよね。
犬も肉をパクパク食べます。

さて、

レバーは好きですか?私は苦手です。
生き物が食事を取って、吸収された栄養は全て、
「肝臓に大集合」
そこで必要な形に作り変えられます。
レバーを忘れずに手作りゴハンに入れてください。
週に一回

 

骨・・・というよりは骨髄なのですが、
「血液の工場」です。
体を守る兵隊、「白血球の工場です」。
栄養たっぷり
ただ日本では、
狂牛病の問題から「骨粉」が手に入りません。
・生で与える
・圧力鍋で崩れるほどに柔らかく煮込む

選択肢が2つ。

難しいときは、

体重1kgあたり100mgのカルシウムを足しましょう。

骨髄は無いけれど。

 

週に一度はレバーと骨。
意識して加えていきましょう。

 

犬の手作り食 海藻とキノコ

海藻もキノコも、
「デトックス」と「抗ガン作用」で有名です。

海藻の抗ガン成分はフコダイン。
キノコの抗ガン成分はβグルカンなど。
余裕があれば是非入れましょう。


海外ではシイタケが重宝されています。
手作り食の本には、


しいたけまっしゅるーむ足しなよー、

Shitake Mashroomはガンが出来にくくなるよー」

としきりに強調されてます。

(しいたけキノコって変な呼び方だなと感じるわけですが。)


海藻に含まれるヨードが甲状腺ホルモンの材料になります。
フサフサふわふわにはとても大切です。

 

SGJプロダクツ SM (M) シーオーガニック 107g

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参考レシピ

トリムネ肉 50g
カボチャまたはサツマイモ 50g
ニンジン・ブロッコリー・ゴボウ・しいたけ あわせて3−40g
アルミホイルで包み焼きにして
最後に亜麻仁油ティースプーン1杯をかける

余力があれば海藻の粉をティースプーン1/4

5kgくらいの犬の一日分 

 

鶏の手羽元200g 
水カップ1杯
圧力鍋で骨が崩れるほどに調理
2回分・タッパーに分けて保存
こちらを週に1回程度

 

フィーリングで書いてます。

きちんとしたレシピを知りたい方は、

本でお勉強しましょうか。

 

翻訳されていました。

 

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まとめ


・犬の手作りごはんは「生き物を丸ごと食べる」イメージで
・季節に合わせて「適当に」がポイント
・油とレバーを忘れずに
・骨(カルシウム)・海藻・キノコも適宜お願いします

 

現代科学が完全栄養食品だ何だと言っても、
「生卵」の栄養の完全さには遥かにおよびません。
温めたらヒナですよ。

24時間戦える栄養ドリンクも、
取れたてのヤギさんミルクには勝ち目もありません。

まずは週に一日、

犬に手作り食を与えて、

喜ぶ顔を見て見ませんか?

 

 

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