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見極める力・感じる心 D-monkey’s style

ペットとあなたの元気を応援 獣医さんが綴る犬猫の健康ブログ

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犬の目やに・涙目 見えそうで見えない3つの理由

納得する猫の画像

うちの犬はいつも涙目。
白い目やにも結構多い。
そんな「涙目」の原因を、今回は3つご紹介します。

 

 

逆さまつげ、生えてませんか?

 

まぶたの縁から目に向かって、
「逆さまつ毛」が生えている犬がいます。

 

「いやー獣医さん気づくでしょ?」

と思われるかもしれません。

 

毛の色が透明、
長さが0.5mmも無い、
細さに至っては「ミクロ」の世界だとしたら???

 

明るい太陽の光の元、
拡大眼鏡を使って、
あるいは視力2.0の眼を凝らしてよーーーく観察すると、
まぶたの縁についた涙が、
ほんの少し盛り上がって見える場所。

 

「心の眼」でここに毛があるかも・・・・と、
とても精密に作られた毛抜きでつまんでみます。

 

「プチっ」という感触がすると、
見事「逆さまつげ」が抜けてきます。

 

毛根まで合わせて、
ギリギリ肉眼で見えるか見えないかの長さ。

 

光に照らして飼い主の方に「見えますかー」と聞いても、
見えない・・・という方も非常に多いです。

 

そんな「ミクロ」レベルの逆さまつげでも、
抜いてあげると目ヤニと涙が激減します。


マイボーム腺機能低下症(機能不全)

 

徹底的に逆さまつげを探したけれど、
見つからない。

 

だけど、涙がでちゃう。

 

そんなときは、
まぶたの縁をにゅーっとはさんで押してみます。
白い分泌物がニョロニョロ〜っと出てくるようだと・・・、

 

マイボーム腺機能低下症

 

まぶたの縁には目を守る油を出す穴、
「マイボーム腺」がずらりと並んでいます。

 

ここから出る油が、

涙を目に張り付かせ、

目を守る役割をします。

 

この油が固まり、
サラサラと出てこないと、
涙が目に張り付いていられず、
ボロボロこぼれてしまいます。

これがマイボーム腺機能不全の正体。

涙目の原因の1つ

 

対処は?
・目の周りを温める
 お風呂あがりの温かい手で、
 目の周りをじわーっと温めてあげください
 油は温めればサラサラになります。
 血行がよくなれば、
 マイボーム腺がまたしっかり仕事が出来るように。
・動物性の油を控える
 動物性脂肪は体に貯まりやすい、
 ドロドロになりやすいので、
 食事の中の油をチェックしましょう。

 おすすめはココナッツオイル

 

d-monkey.hatenablog.com

 

鼻涙管閉塞


逆さまつげもない。
マイボーム腺から油もしっかり出ている。
それでも涙目、目やにが多い。

 

眼から涙が鼻に抜ける通り道があります。

「鼻涙管」

ここが細すぎる。
あるいは詰まっていると

涙がどんどんあふれてしまいます。

 

5kg以下の小型犬。
チワワやトイプードル、マルチーズ、など、
体が小さい上に、
顎が小さい。
そうすると「鼻涙管」も細くて短い。
細すぎると涙がスムーズに鼻に流れません。

 

鼻涙管閉塞

 

対処は?
鼻涙管が炎症を起こしているなら、
飲み薬で治療。


詰まっているなら管を通して洗ってみます。


生まれつき細すぎる場合は、
残念ながらまめに涙を拭いてあげるしかありません。

 

目が充血しているときは、診察を受けましょう

 

白目が真っ赤。
目が開かない。
黄緑色の目やにが出ている。

こっちは目の病気です。
すぐに眼科の診察を受けましょう。

 

目の病気は悪化するのも、
治るのも早いです。

ネットで検索するよりまず電話。

 

気になるけれど手が出せない、

職人芸の毛抜き

 

毛抜き(うぶ毛抜き)幅広 倉田満峰作 80ミリ ミラー(ツヤ有)

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