今朝は土砂降りの上、荷物も多いのでタクシーで職場へ。
愛犬が入っているキャリーバッグを見て運転手さん。
「お宅のワンちゃんはドッグ・フード?」
生肉と生の内臓と生の骨と答えると、
「・・・・・。」
しばらく沈黙。
運転手さんの脳の中から犬のネタが絞り出される。
「テレビの志村なんとかで犬に梨あげてたけど喜んでたねー。」
うちの子はぬか漬けと納豆が大好きですと伝えると、
またもしばらく沈黙。
「ネバネバは取らなくていいのかい?」
初老の運転手の方でしたが、
一生懸命会話しようと考えてくれているのがとてもオモシロおかしい時間でした。
犬を飼っていない人でも、
「犬はドッグ・フード」が「常識」として完全に刷り込まれているこの事実。
100円のハンバーガーやカップ麺を食べて育つ子供の健康も又然り。
生物は生物を食べて生きている。
自然はシンプルなのですが。
最後はそこの動物病院に行くんですよーと、しれっと自分の職場で下車。
タクシーの運転手が動物病院の場所を覚えてくれることを願いつつ。