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ヒゲ犬先生がつづる犬の健康ブログ

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犬の口の臭いを測定してみよう! 歯周病予防の強い味方

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犬の口臭を、5段階で測定することが出来るようになりました(祝)

 

 

犬の口の臭いを「見える化」する試験紙

この春に、
犬の口の臭い測定する試験紙が発売されました。

 

口臭の原因になる「細菌」が出す、
「チオール」という物質を測定します。

 

・歯石は無いのに口が臭い。
 原因はなんだろう?
・歯石を取った後の再発予防。
 うまく行っているだろうか?
・歯磨きがうまくできているかのチェック

などなど、
いろいろ使い道を考えています。

 

今日は口が臭いという犬に試験紙を使用。
あれ?試験紙にあまり変化なし。

内臓の臭いのようです。


アレルギーがあっていろいろ薬を飲んでいるので、
胃腸が荒れているようでした。

 

もう一匹は先月歯石を取ったワンちゃん。
ハーブ由来の歯石除去液を一ヶ月頑張ってくれたました。

結果はどうかと試験紙を使ってみると、
5段階評価の「4」。(悪い方から二つ目)
歯周菌たっぷりという結果に・・・。

 

1週間抗生物質でしっかり歯周菌を叩いた後、
「口の善玉菌」を毎日コツコツ飲んでもらって、
歯石・歯周菌の予防をすることに。

 

犬の口の臭いが「見える」ので、
飼い主さんもわかりやすいようです。

 

歯周菌が増えやすい口の環境

 

「唾液」の中には、
殺菌成分がいろいろ含まれています。
リゾチーム、
ラクトフェリン、
ペルオキシダーゼ、
免疫グロブリンなどなど。

 

放っておけば、
皆が皆、
歯石がついたり、

歯周病になったりするわけではありません。

 

親犬からどんな菌をもらったか。
どんな環境で育ったか。
歳を取ったり、
ストレスや過度の緊張が続くと、
唾液は減少します。

 

しかし、加齢やストレスを上回る、
口腔環境を悪化させる要因

 

「添加物と糖が入った悪いドライフード」

 

とあるドライフードに入っている添加物、
美味しくするために加えられた「砂糖」やその他の糖質、
ドライフードの「体を乾燥させる性質」、
それらが相まって、


・唾液の量を減らす
・免疫力の低下を低下させる
・体内の酵素の無駄遣い
という事態を引き起こします。

 

その様子はさながら「エイズ」のようだと、
犬の「生食」の権威、
オーストラリアの獣医師Tom Lonsdale先生は、
その著書「Raw meaty bone」の中に記しています。

 

唾液が減る。
唾液の中の殺菌成分が減る。
フードの中の糖を餌に歯周菌がどんどん増える。


歯周菌にやりたい放題されてしまい、
口の中がボロボロになってしまう。

 

歯周菌の増えにくい、
体に良い食材を、
積極的に犬に与えたい所です。

 

d-monkey.hatenablog.com

 天然の抗菌成分と言えばラウリン酸。

 

d-monkey.hatenablog.com

 

 

犬の口が臭ったら

 

その臭いが口臭なのか、
はてまた別の臭いなのか、
唾液で気軽に測定できる時代になりました。

 

誕生日プレゼントに愛犬の口臭を測ろう!

 

臭いが気になったら動物病院で、
口臭を測定してみましょう!

 

ちなみに歯周菌に負けないための、
口の善玉菌サプリメントがこれ。

 

プロバイオデンタル?(口腔善玉菌サプリメント)?

プロバイオデンタル?(口腔善玉菌サプリメント)?

 

 

記事はこちら。

 

d-monkey.hatenablog.com