見極める力・感じる心

ヒゲ犬先生がつづる犬の健康ブログ

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蒸し暑い梅雨 犬とスイカを食べましょう

スイカと犬の画像

スイカが随分と甘くなってきました。
愛犬二匹と一緒にシャリシャリ食べております。
熱と湿気を体から追い出すには、
スイカに限りますね。

 

 

梅雨の犬にはスイカ!

 

スイカは90%が水分。
ミネラルと糖分もバランスが良く、
塩を振って食べれば、
まさに「食べる点滴」。

 

この時期、
スイカを犬にあげて欲しい理由は、

 

犬は汗をかけないから!

 

犬は暑いとベロを出してハアハア、
舌から水分が蒸発することで、
体温を下げているのですね。

 

が、が、しかし、
梅雨は湿度が高すぎるので、
なかなか水分が蒸発しません。

 

生乾きの洗濯物のように、
舌もじっとり濡れたまま。

 

体から熱が逃げずにこもってしまいます。

ここでスイカの登場。

 

スイカには
・体から熱を取る、体を冷やす作用。
・体から湿気を追い出す作用。

ダブルで持っています。

汗をかけない犬にピッタリ。
これは一緒に食べるしかないですね。

 

スイカでデトックス

 

スイカの湿気を追い出す効果。
おしっこをどんどん出すことによるのですが、
この「利尿作用」が、
体の中にたまった老廃物や有害な物質を、
一緒に追い出してくれます。

 

「デトックス効果」ですね。

 

解毒の仕事を受け持っている肝臓の負担も随分減ります。

暑い夏は、
ビール飲むよりスイカを食べた方がいいですよね絶対。

 

ビールで思い出しましたが、

スイカは流水で冷やして食べましょう。

私は室温に戻して食べます。

 

スイカの性質自体が、
体を冷やすので、
冷蔵庫でキンキンに冷えたスイカは、

冷やす × 冷やす

お腹が冷えすぎてピーピーになるおそれがあります。


清流で冷やして・・・が丁度良いのでしょうが、
水道水で冷やすか、

少し室温に戻して食べましょう。

 

冷えたスイカに冷えたビールなんて、
薬膳的に考えるとかなりデンジャラス。

 

ちなみに、
漢方の世界で、

健康のために食事で気をつけるポイントは、
・甘い
・脂っこい
・生もの
・冷たい
この4つが過度にならないように気をつけることです。

 

アイスクリームは三冠王
甘い × 脂っこい × 冷たい
薬膳的に最も避けたい食べ物。

せめてガリガリ君にすると、
甘い × 冷たい
で済みます。

  

 

ちなみにスイカは甘みが強く感じますが、
カロリーはゴボウより低いです。
(ゴボウが65kcal、スイカが37kcal 100g当)


意外と「甘い」をあまり気にしなくても良い。
ほとんど水と食物繊維。

食べるしかないですねスイカ。

 

夏が苦手なワンちゃんに

 

Fresh Food & Ancient Wisdom - Preparing Healthy & Balanced Meals for your dogs
獣医師 Ihor John Basko先生 著
よりもう一工夫、お知恵を拝借しましょう。

夏に熱がこもりすぎて、
皮膚が赤くなるなど、

暑さが苦手な犬には、


・トマト
・キュウリ
・ナス
・イワシやツナなどの魚
などの体から熱を取る食材をスイカと一緒に使います。

 

湿気と熱を取る参考レシピ
・調理済みの大麦 1カップ
・イワシかツナ 塩分をとるために水洗いしたもの 1カップ
・生卵 1個
・瓜 1/2 カップ
・葉物の野菜 適宜 1カップ
・小さじ一杯のクロレラやスピルリナ、海藻またはパルメザンチーズ
以上を混ぜるだけ。
10〜15kgの犬でこれを1日に2食作ります。

あれ、スイカ入ってない(笑

 

スイカのまとめ

 

梅雨時期のスイカは
・体の熱を取る
・体の湿気を追い出す
・デトックス効果あり
犬にも人にもおすすめです。

 

ちなみに私は、
「誕生日にスイカを丸ごと1個食べたい」、
と小学校のときに言ったくらいスイカが好きです。
半分しかお腹に入りませんでしたが。

 

これもスイカ(笑

 


 

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