読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

見極める力・感じる心 D-monkey’s style

ペットとあなたの元気を応援 獣医さんが綴る犬猫の健康ブログ

スポンサーリンク

犬の椎間板ヘルニア、腰を痛めたら温める?冷やす?

椎間板ヘルニア

f:id:d-monkey:20160516164603j:plain

先日、椎間板ヘルニアを起こした犬の飼い主の方から、

こんな質問を頂きました。

「この子の腰は温めた方がいいですか?」

 

 

痛めた直後は冷やす、そして安静・固定・すぐ病院

 

腰に限らず、

膝・肘・肩など怪我をしてすぐの患部は、
・痛み
・腫れ
・熱を持つ
この3つが起きます。

 

あまりにも腫れると周囲が圧迫されて、
血流が悪くなります。


ただでさえ傷ついて痛みがある患部。
腫れて神経が押されると痛みは増すばかり。
血液の流れが悪く、

栄養が来なければ修理もうまく進みません。

 

痛い場所がわかっているならまず冷やしましょう。

 痛みが和らぎます。

 

そして次に、

患部を固定。

 

患部が動くと痛みが走ります。
そして腫れがさらに悪化。

患部が動かなないようにすることも大切です。

 

患部がわからないときは?

 

大きな箱かケージに毛布を敷き詰めて、
とにかく「安定」「安静に」
なるべく早く病院に行きましょう。

 

特に椎間板ヘルニアは、
治療までのスピードが命です。
処置が早ければ早いほど、
後遺症が少なくて済みます。

 

私は犬の椎間板ヘルニアに

鍼治療を行いますが、

治療は早ければ早いほど、

しっかり歩けるようになるのも早いです。

 

痛みが取れたら、温める・動かす

 

痛みが取れた = 腫れ・熱が取れた
次の段階へ進みます。

 

温める、動かす、使う。

 

人の骨折・脱臼・腰痛でも、
犬でも、
リハビリを始めるまでの日数が、

近年どんどん短くなっています。

 

腫れ・熱・痛みが取れたら、
どんどん使いましょう。

 

犬は動けるようになれば、

自分で動き出しますので、

犬にまかせておけばしっかり使ってくれます。

段差の無い平地でどんどん歩いてもらいましょう。

 

この段階に来たら無理に安静を強いる必要はありません。

筋肉も、
神経も、
使わないと細っていくばかりです。

 

筋肉が落ちると、
関節への負担が大きくなります。

 

もう一点。
動かすことで、
患部の血行がよくなります。
修理の材料がどんどん届けられる。
どんどん治る。
もっと動かす。
もっと治る。

 

歳を取ってあまりたくさん動けないならば、

血流を良くするために「温める」。

ある程度温まった所で、

動く手助けをする。

怪我の再発の予防のコツです。

 

安静の時期から、
動かす・温める時期への変わり目がいつか?


ここはプロに相談するが吉。
見極めが大切です!

 

まとめ・おまけ

腰を痛めたら

・痛みが出てすぐは冷やす

・よくわからなければ安静、動かさない

・痛みが引いてきたら動かす

・犬は自分で歩きだすので平地で歩く練習から

・動き出したら高齢犬は温めるのも可

・よくわからなければ獣医さんに相談

 

犬の老化と鍼治療と食事の記事はこちら

 

d-monkey.hatenablog.com

 

人の腰痛予防は、体幹をしっかり鍛えるが吉

 

長友佑都体幹トレーニング20

長友佑都体幹トレーニング20